【日光の社寺修復現場見学会】
参加者の声
世界遺産クラブの活動の一環として、日本の世界遺産を実地に見学し、遺産の継承に役立つ可能性を考える趣旨で催された見学会。その第一回目は成功裡に終了し、参加された方々からも多くの'熱い'コメントが寄せられました。その中から、今回の貴重な体験を通して感じたこと、強く印象に残ったことなどを抜粋し紹介させていただきます。
<大村会員>:…
【日光の社寺修復現場見学会】
「石の間」の床張り替えと二荒山神社
東照宮透塀の作業現場で、漆について多くのことを学んだ次は、床の張り替え工事中の「石の間」へ。「石の間」は、本殿と拝殿をつなぐ廊下の役目にあたり、本殿・石の間・拝殿が1棟の建物を形成している。このような形式は本来、「八幡造り」と言われるものだが、日光東照宮で採用されてからは、東照宮の祭神:東照大権現にちなんで「権現造…
【日光の社寺修復現場見学会】
いよいよ「平成の大修理」の現場へ
11月20日12時50分、五重塔前。(財)日光社寺文化財保存会の漆塗専門技術主任・佐藤則武氏と落ち合い、現場へと向かう。海外からも多くの来訪者を集める日光東照宮は、文字通り日本が世界に誇る文化遺産。いよいよこれから、その遺産継承の舞台裏を目の当たりにするのだ。
東照宮では、昭和25年~61年に「昭和の大修理」が行われた。平成…
【日光の社寺修復現場見学会】
大成功のうちに無事終了しました!
世界遺産クラブ(以下WHC)では、発足以来、日本の世界遺産の継承に役立つ何らかの可能性を考えたいという趣旨から、<現場研修>を活動の一環にしたいという強い希望がありました。そしてこのたび、記念すべき第一回目のプロジェクトである「日光の社寺修復現場見学会」が実現。当ブログにて、その企画段階から見学会当日、施設概要と…
綜合文化研究所 所長、早稲田大学講師 藤島 幸彦氏が語る
日本の世界遺産にみる「文化的景観」
文化的景観実例と平泉登録延期の一因
世界遺産登録にあたり、近年、日本でも注目されているのが「文化的景観」です。
歴史的・芸術的文化財が良く残っているのみならず、建築群や道、周辺の自然などが調和した全体としての景観は、歴史環境として貴重な見方で…
世界遺産に関する写真展をふたつ紹介します。
■ ユネスコ世界遺産 ラヴォー地区のブドウ畑 写真展
撮 影:エリック・ジウェル(スイス人写真家)
会 場:汐留メディアタワー、共同通信ギャラリーウォーク
期 間:2008年11月11日(火)~11月30日(日)
主 催:スイス大使館
料 金:無料
汐留メディアタワーのHPから、数点の写真を見ることができます。
…
横浜国立大学院教授 知床世界遺産科学委員 松田裕之氏が語る
シカが増える知床と屋久島の自然保護
世界自然遺産である屋久島と知床は、シカが激増して植物を食べ、日本植物分類学会が屋久島の固有植物が絶滅の危機にあるとして緊急声明を出しています。知床遺産核心地域である知床岬も例外でなく、昨年からシカの大量捕獲を始めました。
手付かずの自然の価値を守るた…
【広島・原爆ドームと厳島神社を訪れて】
お暑うございます。
世界遺産クラブ会員の桧垣です。
去る7月24日から26日、「広島平和記念碑(原爆ドーム)」と「厳島神社」を訪れてきました。
昨年末は白川郷を家族で訪れ、「やはり白川郷を見るなら雪の中で・・」と思っていたところ大雪となりました。 望みかなって大雪になったのは良かったのですが、あまりの豪雪で帰りのバスが4時間ほど遅れてしまう事…
<世界遺産クラブ 例会 2008年7月>
世界遺産クラブ(WHC)では、3か月に一度、会員の方々にお集まりいただき、例会を開催しています。
先ごろ開催された7月の例会の内容をご紹介します。
・ 開催日時:7月19日(土) 午後4時45分~6時45分
・ 会場:新宿アイランドウィング 14F
1.会員発表:小六会員
「伊勢神宮のふるさと:古代(大和朝廷時代)、天照…
岐阜県の県立文化施設、岐阜県図書館では、毎年数回シリーズの文化講座を開催していますが、
今年度の第2回文化講座のテーマは世界遺産です。
世界遺産検定を主催するNPO法人 世界遺産アカデミーの研究員が、世界遺産の基礎知識と
物件の具体的な紹介を通して、その魅力と楽しみ方を語ります。
特に「古都奈良の文化財」の魅力と謎に重点的に迫ります。
岐阜県図書館 平成20年度 第2回文化…