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『エチオピア大使館 特別セミナー』レポート

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(2014-12-15更新)

10月5日(金)に『エチオピア大使館 特別セミナー』が開催されました。
実際に参加された、WHA正会員・中田博之さんからのレポートをご紹介します。

 『エチオピア大使館 特別セミナー』レポート

2012年10月5日(金)に『エチオピア大使館 特別セミナー』が、
駒沢オリンピック公園にほど近いエチオピア大使公邸にて開催されました。
大使公邸というだけあって、約70人もの参加者が収容可能な広さで、
館内はエチオピア伝統の調度品などで飾られた、居心地の良い素晴らしい空間でした。

はじめに、エチオピア共和国大使であるマルコス・タクレ・リケ閣下から、ご挨拶をいただきました。

             

「3,000年の歴史を有するエチオピアは、人類の祖先が生まれた最古の土地であり、
 欧州によるアフリカ統治支配の中で、独立を保ってきた誇りのある国です。
 エチオピアには現在9つの世界遺産があります。
 四季のある過ごしやすい気候で、自然環境も良いので、これからもっとビジネスや観光を発展させたい」
と、閣下は穏やかな笑顔で語られていました。

その後、プロモーション映像が流され、
現在、急速な経済成長を遂げている同国の様子を、深く理解できました。
エチオピアの雄大な自然に感動し、世界遺産をはじめとした歴史や風土、民族といった
異文化にすっかり魅了されました。

      3種類のワットにビーフやライスも

吉村作治先生の乾杯のご挨拶で、懇親会へと移りました。

卓上を飾ったエチオピア料理のひとつ、インジェラはクレープのような生地に
“ワット”と呼ばれる肉や野菜のシチュー、チーズなどを包んでいただきます。
少し酸味があり、モッチリとした食感がくせになりそうで、
「美味しい!」との声があちこちから聞こえてきました。

コーヒー発祥の地として名高いエチオピアは、
コーヒーの名前の由来となったカファ地方、南部のシダモ地方が主な生産地で、
各地方で独自のコーヒー文化を作っています。
エチオピアコーヒーをいただいた際、“コーヒー・セレモニー”と呼ばれ、
伝統的習慣でもある、飲み方の作法も教えていただきました。
また、美しい衣装を身に纏ったダンサー達の披露したダンスは、
とても緩急が豊かな動きで、目を奪われました。

             

楽しいひとときはあっという間に過ぎていき、
大使館の方々と参加されたみなさんの垣根もなく、とても交流が深まりました。

今回のセミナーは初めて大使公邸で開催されるということで、
どんな場所だろうと期待に胸を膨らませながら参加しました。
公邸内は勿論のこと、リケ閣下のご家族をはじめ大使館の方々が笑顔であたたかく迎えてくださり、
とても有意義な時間を過ごすことができました。

          

人類最古の土地であり長い歴史を持つエチオピアは、
80以上もの民族がいて、その文化は多様性に富んでいます。
1978年に最初の世界遺産として『ラリベラの岩の聖堂群』と『シミエン国立公園』が登録されていて、
世界遺産好きの方にはよく知られている国です。これからも発展を遂げていくエチオピアに、
よりいっそう注目していきたいと思います。

また、このような機会を用意していただいた関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。

                                   (文責・写真/WHA正会員・中田博之)

<参考:エチオピアの世界遺産>
○自然遺産
・シミエン国立公園(1978年)
○文化遺産
・ラリベラの岩の聖堂群(1978年)
・ファジル・ゲビ、ゴンダールの遺跡群(1979年)
・アワッシュ川下流域(1980年)
・ティヤの石碑群(1980年)
・アクスムの考古遺跡(1980年)
・オモ川下流域(1980年)
・要塞歴史都市ハラール・ジュゴル(2006年)
・コンソの文化的景観(2011年)

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