写真展「世界遺産 遥かなり」授賞式が開催されました
最優秀賞は石田泰宏さんに決定!
世界写真フォーラム(主宰:小泉澄夫氏)が主宰する世界遺産をテーマとした写真展「世界遺産 遥かなり」の公募部門の入賞者表彰式が、9月27日(土)、展示会場となっている「富士フイルムフォトサロン」(東京・六本木ミッドタウン)で行われました。
今回はフォーラム会員以外にも門戸を開き、初めて公募部門を設けました。受賞者は公募部門からのみ選ばれます。50名近い応募があり、8月上旬、東京・竹橋の毎日コミュニケーションズ本社会議室で厳正な選考が行われ、10名の入賞者、20名の入選者が決定しました。
【入賞者(敬称略)/テーマとした世界遺産】
最優秀賞(金賞) 石田 泰宏/サナアの旧市街(イエメン)
優秀賞(銀賞) 小野 貴史子/キナバル公園(マレーシア)
優秀賞(銅賞) 五味 啓二郎/ボロブドゥールの仏教寺院群(インドネシア)
世界遺産アカデミー賞 奈雲 誠/白川郷と五箇山の合掌造り集落(日本)
毎日コミュニケーションズ賞 細川 惠司/ガラパゴス諸島(エクアドル)
富士フイルムイメージング賞 嶌田 昇/モン・サン・ミシェルとその湾(フランス)
地球の歩き方賞 吉田 忠弘/黄龍の景観と歴史地区(中国)
旅写真賞 石川 栄子/アルベロベッロのトゥルッリ(イタリア)
審査委員長賞 斉藤 元男/ヌビアの遺跡群(エジプト)
審査委員賞 岡田 完文/広島平和記念碑〈原爆ドーム〉(日本)
入賞者、入選者には賞金や各協賛社からの副賞が贈られました。
最優秀賞の石田さんは、イエメンに旅行した際の写真で応募。迷路のような都市サナアで、突然のスコールに家路を急ぐ老人の後姿を撮影した写真は、急いで構図を定め、とっさにシャッターを切ったものだそうで、偶然性と確かな技術が生み出した傑作です。その他の入賞・入選作品も、国内外の様々な世界遺産を被写体に、遺産の持つ価値が見るものに伝わってくる素晴らしいものばかりでした。
写真展は9月26日(金)から10月2日(木)まで、六本木ミッドタウンのフジフイルムスクエア2F、富士フイルムフォトサロンで開催されています。開催時間は11時~20時(最終日は14時まで)、入場料は無料です。
写真展「世界遺産 遥かなり」
主催:世界写真フォーラム
共催:NPO法人 世界遺産アカデミー
協力:富士フイルムイメージング 株式会社
株式会社 毎日コミュニケーションズ
株式会社 ニューズ出版
株式会社 ダイヤモンドビック社
※ 過去の告知情報 : https://www.s13.jp/?p=197