世界遺産アカデミーについて

理念

 「より深く社会と関わっていきたい」、「もっと自分自身の知識を深めたい」という気持ちを満たすには、心の中で思い続けるだけでは成就しません。社会のために何がしたいのか、何によって知識を深めていくのか。大切なことは、目標を掲げ一歩一歩前に進むための具体的な行動計画と、それをかなえる場があることです。
 社会貢献に国境はありません。人種や文化、風土の違いは、行動を妨げるものではなく、むしろ知識や見聞を広げ、相互理解を深めるための要素といえます。同様に、私たちが提唱する「世界遺産の保全に関する啓発活動」にも国境がありません。世界遺産に対する人類の使命は、すべての垣根を乗り越え互いに認め合った上で、今ある姿を次世代に引き継ぐことにあります。
 2005年2月、特定非営利活動法人 世界遺産アカデミーは、世界遺産の啓発活動を通して社会に貢献することを目的に、その活動を開始させました。世界遺産を保全するための啓発活動は、まさに人類への貢献といえます。個別の地域に属する一方で、全世界の人々にとって共通の財産でもある世界遺産を、学び、保全することは、人類すべてに通底する価値の発見につながります。
 世界遺産への理解と保全活動の輪が、より大きなものとなるよう手助けすること。それが、NPOとしての私たちの使命です。

2008年6月吉日
NPO法人 世界遺産アカデミー