世界遺産学習の入門書が発売されます！

『はじめて学ぶ 世界遺産100　世界遺産検定3級対応』（販売：毎日コミュニケーションズ）が
2010年2月25日（木）より全国の書店で発売されます。

日本では1993年に国内初の世界遺産が誕生して以来、世界遺産は観光の目的地としてだけではなく、社会に出たあとも「ふたたび学びたい」と考える人々の知的欲求を満たすものとしても根強い人気が続いています。その一方、世界遺産は国際理解や多文化理解を促進するものとして高校の授業でも取り上げられ、さらには東京大学や京都大学などの入試問題にも出題されるなど、教育現場でも注目を集めています。

世界遺産には「万里の長城」や「パリのセーヌ河岸」などの有名なものばかりではなく、「アルベロベッロのトゥルッリ」や「セレンゲティ国立公園」のように日本ではあまり知られていない遺産、そして「広島平和記念碑（原爆ドーム）」のように「人類共通の宝物」という私たちのイメージとは異なる遺産もあります。

現在、890件（2010年2月時点）の世界遺産が存在しますが、そのうち高校の社会科（日本史、世界史、地理、公民）で紹介される世界遺産は約300件あります。本書では、そのなかでも重要かつ有名と考えられる100件に厳選し紹介しています。

さらに日本の世界遺産「古都奈良の文化財」とイタリアの世界遺産「ローマの歴史地区」など、一見つながりがないと思われるような遺産の共通点なども見開きで紹介し、遺産同士のつながりを重視した構成になっています。個々に遺産を記憶するのではなく、一度に複数の遺産と出会い、覚えることが可能です。

本書で紹介する100件の世界遺産は高校の社会科の内容に準じているため、多くの人が学生時代に触れたものばかりで親しみやすく、はじめて世界遺産を学ぶ人にも取り掛かりやすくなっています。

また、7月に実施される世界遺産検定の入門級である3級の認定を目指す人にもぴったりの内容です。

■　書　名：『はじめて学ぶ 世界遺産100 世界遺産検定3級対応』
■　監　修：NPO法人 世界遺産アカデミー
■  著作者：世界遺産検定事務局
■　定　価：1,890円（税込）
■　体　裁：A5版、156ページ+付録 [世界遺産地図]
■　発売日：2010年2月25日（木）