■ 研究員ブログ134 ■ エルサレムをめぐるトランプ大統領の決断 あるいは あの素晴らしき七年
アメリカ合衆国のトランプ大統領が、
エルサレムをイスラエルの首都と正式に認めるとの報道があった日の朝、
僕は職場に向かう電車の中でエトガル・ケレットのエッセイを読んでいました。
ケレットは、イスラエルのテルアビブ在住の現代イスラエル人作家です。
彼の両親はナチス・ドイツによるホロコーストを生き抜いたふたり。
一方で、彼の息子はテロによる負傷者が運び込まれてごった返す病院で…