【行ってみたい世界遺産】 ヨルダン 2月21日(土)
「行ってみたい世界遺産講座2008」
本講座の特徴は、株式会社 エイチ・アイ・エスとの共催講座になります。
あなたの講座受講料(500円)全額が「世界遺産基金」への寄付金となります。
「Your Coin for World Heritage ! (あなたのコインを世界遺産保全のために)」
1月の「イランの世界遺産」6名のご参加でした。
1月17日(土)イラン航空のアユビ氏を講師にお招きし、
イランの世界遺産(ペルセポリス、チョーガ・ザンビル、バム)を紹介して頂きました。
イランの方が語る自国の世界遺産。大変身近にイランという国を実感できました。
受講料として¥3,000を確かにお預かりしました。ご協力ありがとうございました。
さて、2月の「行ってみたい世界遺産講座」は、ヨルダンの世界遺産です。
第10回 2009年2月21日(土) 14:00~15:30
~東西交流の要衝~ 謎の隊商都市ペトラとヨルダンの世界遺産
ヨルダン・ハシェミット王国は、アラビア半島の付け根に位置し、イラクとイスラエル、パレスチナ暫定
自治区に挟まれています。この地理的状況でもわかるように、古くからヨーロッパとオリエントの
交流や争いの中心地でもありました。
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の舞台としても知られる「隊商都市ペトラ」。
「ペトラ」は、ギリシア語で「岩」を意味します。
ギリシアやローマの影響を受けた建造物も数多く遺りますが、建造目的が不明な建造物も数多く見受けます。
1812年の発見以来、700以上の遺跡が発掘されていますが、
まだ全体の1%程度しか発掘が進んでいない、とも言われています。
魅力満点のペトラをはじめ、「砂漠の宮殿クセイル・アムラ」
「ウム・エル・ラサス(キャストロ・メファ)」などのヨルダンの世界遺産を探ります。
詳細内容、申込はH.I.S.のホームページへ。
講師紹介:松本健(まつもとけん)
1947年生まれ 62歳
1972年国士舘大学文学部卒 専門:西アジア考古学
現在国士舘大学イラク古代文化研究所教授、所長
1972年以降イラク各地での遺跡の発掘調査に従事。
1989、2000、2001年にはイラクの古代都市キシュの発掘調査を行う。イラク戦争後の発掘は中止。
2005年以降、ヨルダンの古代都市ウムカイス遺跡(古代名ガダラ)の発掘調査を行っている。
【今後の予定講座】
第12回 3月21日(土) ロシア
【過去の実施講座】
第10回 2009年1月17日(土) 「~古代ペルシアの繁栄とイスラムの文化~ 5000年の歴史 イランの世界遺産」
第9回 2008年12月20日(土) 「アンコールの遺跡群に見るクメール人の宇宙観~クメール王朝600年の都城~」
第8回 2008年11月15日(土) 「初期王朝時代からクレオパトラまで
~世界遺産で実感。古代エジプト3000年の歴史~」
第7回 2008年10月19日(日) 「交明交差路イスタンブール ~イスラームの美術、歴史、そして人々~」
第6回 2008年9月20日(土) 「南米の光と影
ペルーの世界遺産に見るインカ帝国と太陽の沈まぬ帝国スペイン」
第5回 2008年8月16日(土) 「人間と自然、人間と動物
アフリカのサバンナにみる「共生」の理想と現実」
第4回 2008年7月20日(日) 「ギリシア神話とギリシア正教の聖地を訪ねる。」