【WHA会員の皆様へ】ミュージカル『オリバー!』WHA会員特別優待のご案内
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このたび、世界遺産アカデミーは株式会社ホリプロと提携し、ミュージカル『オリバー!』の東京公演につきまして、WHA会員の皆様に、一般価格より約30%お安い特別優待価格にてチケットをご提供いただけることとなりました。
新型コロナウイルス感染拡大の中、エンターテインメント業界もたいへん厳しい環境にあります。
少しでも応援することができ、と同時に、WHA会員の皆様に喜んでいただければと願い、ご案内いたします。
◆WHA会員特別優待 ミュージカル『オリバー!』東京公演
【ストーリー】物語の舞台はヴィクトリア朝イングランド。救貧院で食に満たされることのない暮らしを続けていた孤児のオリバーは、下働きに出された葬儀屋でひどい仕打ちを受ける。逃げ出したオリバーがたどりついたのはロンドンの街。彼はそこでフェイギンという老人が元締めを務めるコソ泥とスリの集団に取り込まれる。スリの濡れ衣を着せられ、捕らえられたオリバーは、その被害者である親切な紳士ブラウンロウ氏に引き取られた。アジトを知られることを恐れたフェイギンは、冷酷なビル・サイクスと心優しいナンシーを使ってオリバーを力ずくで連れ戻そうとたくらむ。オリバーは本当の家族の愛を見つけることができるのだろうか―。
【公演期間】2021年10月7日(木)~11月7日(日)千秋楽
【チケット】
・定価:S席 14,000円 ⇒ WHA会員価格:平日昼12:30公演S席 10,000円(税込)/夜17:30公演S席 9,000円(税込)
・定価:A席 10,000円 ⇒ WHA会員価格:平日昼・夜A席 7,000円(税込)
【公演会場】東急シアターオーブ(渋谷)
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ11階
【アクセス】JR線、京王井の頭線「渋谷」駅と2階連絡通路直結。東京メトロ銀座線「渋谷」駅と1階直結。東急東横線・田園都市線・東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷」駅B5出口直結。
【東京公演主催】ホリプロ、東宝、株式会社TBS、博報堂DYメディアパートナーズ、WOWOW
【チケット申込方法】「WHA会員限定ページ」と「WHA会員限定メールマガジンVol.14/9月20日配信」で、WHA会員専用フォームのURLと会員ID・パスワードをお知らせします。
☆『オリバー!』のおすすめポイント!
【英国文学の原点 全世代に愛される不朽の名作が、この秋、最新版として日本で上演】
イギリス人にとって、『オリバー!』は特別な作品です。イギリスの国民作家チャールズ・ディケンズによる原作小説『オリバー・ツイスト』(1838年出版)は、当時のイギリスの社会情勢を背景に、ひとりの純朴な少年の成長を描き、ベストセラーとなりました。現在も、親から子へ、そして孫へと、世代を越えて大切に語り継がれる英国文学における不朽の名作です。この作品が後世の作家に与えた影響は大きく、「ハリー・ポッター」シリーズの作者J.K.ローリングも幼少期に繰り返し読んでいたと語っています。また、同作はこれまでに何度も映像化されており、特に1968年公開のミュージカル映画版(『オリバー!』)が最も広く親しまれています。イギリスでは、毎年クリスマスの時期にこの映画がテレビ放映され、劇中に登場する楽曲「oom-pah-pah(ウンパッパ)」は、イギリス人なら誰でも口ずさむことができるほど、知られています。そして2021年秋、このイギリスの国民的ミュージカル映画『オリバー!』が、最新の舞台版となって東京・大阪にやって来ます。
【イギリスの国民的作家 チャールズ・ディケンズは、あの世界遺産とも関係があります】
『オリバー!』の原作「オリバー・ツイスト」(1838年出版)の著者、チャールズ・ディケンズ。彼は、ヴィクトリア朝ロンドンでの自身の貧苦の体験に基づく優れた描写と、社会への鋭い眼差しとユーモアある作品で、現在でも英国を代表する国民的作家のひとりとされています。代表作には『オリバー・ツイスト』のほか、『クリスマス・キャロル』、『二都物語』、『デイビッド・コパフィールド』、 『大いなる遺産』などが挙げられます。そんな彼は、1870年に58歳で亡くなった後、世界遺産・ウェストミンスター寺院の「詩人のコーナー」に埋葬されました。2012年にはこのウェストミンスター寺院で、ディケンズの子孫やチャールズ皇太子夫妻が出席して彼の生誕200周年の記念式典が行われました。ディケンズ関連の催しとしては、最大の出席者数を集めたと言われています。
【世界No.1といわれる演劇プロデューサーが手掛ける、ロンドンミュージカルの金字塔】
全世代に愛される傑作を、鮮やかに生まれ変わらせたのが、世界一の演劇プロデューサー“サー”キャメロン・マッキトッシュです。『レ・ミゼラブル』、『キャッツ』、『オペラ座の怪人』、『メリー・ポピンズ』などの超ヒット作を生み出してきた彼が、初めて『オリバー!』のプロデュースを手掛けたのは、1977年。それは、『キャッツ』や『レ・ミゼラブル』を手掛けるよりもさらに5年ほど前のことでした。サー・キャメロンの、自身の演劇キャリアの黎明期を彩った『オリバー!』への思い入れは非常に強く、初プロデュース以降、ブロードウェイでの上演を含め、常に改良を重ねながら断続的に上演し続けています。日本においても、1990年の帝国劇場公演を代表として様々な団体が各地で上演し、長年愛されていますが、最新のキャメロン・マッキントッシュ版は、日本で初めての上演となります。
【ミュージカル『オリバー!』の魅力】
その①:耳に残る名曲。圧巻のダンス。映画としても大ヒットを記録!
誰もが一度は聞いたことのある名曲。キャストが舞台狭しと歌い踊る姿は、観る者を虜にします。また、キャロル・リード監督の1968年の映画化は大成功を収め、最優秀作品賞を含む6つのアカデミー賞を受賞しました。
その②:重厚な舞台セット。19世紀の英国にタイムスリップ!
まるで原作の挿絵のようなセット(装置)と、ストーリー性溢れる音楽に乗せて、文学の香り漂う19世紀のイギリスへ誘います。
その③:子どもたちが舞台で輝く、全世代向けミュージカル原作には「善良な心を持つ人こそ、幸せに報われてほしい」という、ディケンズの願いが込められています。
苦境に立たされながらも気高い心を持って生きてこそ、本当の幸せを掴み取る道が拓けるのだと教えてくれる、大人から子どもまで楽しめるエンターテイメント作品です。数々の困難に立ち向かう主人公オリバーだけでなく、物語に登場する子ども達の力強い演技が、本作の見どころのひとつです。厳しいオーディションを経て、晴れの舞台で輝く子役たちの成長物語にもご期待ください。
【キャスト】プロデューサー直々の指名を受けた市村 正親 氏をはじめ、実力派俳優陣が集結!
子どもだけのスリ集団を束ねる元締め・フェイギン役には、キャメロン・マッキントッシュ直々の指名で市村 正親(いちむら・まさちか)氏に決定いたしました。国内のみならず海外でも評価の高い名優が、自身にとって101作目となる大舞台に臨みます。そしてフェイギン役のWキャストに、鍛え抜かれた肉体で世間を魅了し、バラエティやドラマ、ミュージカルと幅広く活躍する武田 真治(たけだ・しんじ)氏が決定しました。ふたりは今回初めてWキャストとして同じ役を演じることとなり、お互いを「弟」、「師匠」と慕うふたりの師弟競演に注目です。そのほかのキャストも、海外演出家による厳正なオーディションが行われ、確かな実力の認められた俳優たちが揃いました。それぞれオリバー少年の運命の鍵を握る個性豊かな役どころを演じます。
【お問い合わせ】NPO法人 世界遺産アカデミー/E-mail:secretary@wha.or.jp