2015年9月開催「第21回世界遺産検定」のメインビジュアルは・・・
2015年9月27日(日)開催「第21回世界遺産検定」のメインビジュアルは「松下村塾」です。
今年7月に世界遺産に登録された
『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』は
8県にまたがる23資産から構成されます。
そのひとつが山口県萩市の「松下村塾」です。
日本近代化の先駆者である吉田松陰が幕末に主宰した私塾は、
わずか八畳の一室からスタートしました。
松陰が好んで使用したと言われる言葉に
「至誠(しせい)にして動かざるものは未だこれ有らざるなり」
があります。誠心誠意をもって物事に対処すれば、
どんな難局も突破できるという不屈の信念は、
この地から日本の未来を担う若者へと受け継がれていったのです。
(世界遺産アカデミー研究員:本田陽子)