ギリシャツアー特集(1)
世界遺産アカデミー全面協力
『ギリシャツアー』第2弾が開催決定!
ギリシャ政府観光局に勤務し、明治学院大学非常勤講師も勤める石本東生先生(WHA正会員)の
発案・コーディネイトによる『ギリシャツアー』の第2弾、来春の開催が決定しました!!
それに先駆けて、今年3月に開催された『ギリシャツアー第1弾』の様子を、
実際に参加されたWHA会員の方々からのレポートで、全3回に分けてご紹介します。
心を奪われた「永遠の聖地」メテオラ
このたび、3月3日(水)~3月10日(水)の6泊8日の日程で、
「石本先生と行くギリシャ世界遺産ツアー」に参加させていただきました。
このツアーに参加させていただこうと思ったきっかけは、
(1) アテネのアクロポリス遺跡
(2) メテオラ
(3) デルフィ遺跡
(4) エピダウロス遺跡
(5) ミケーネとティリンスの古代遺跡
の5つの世界遺産を訪れるだけではなく、アテネよりアポロコーストを通り、
ポセイドン神殿があり夕日の名所としても有名なスニオン岬にも訪れるツアーだったからです。
また、私と同じアカデミー会員で、普段、大学でギリシャについて教鞭を
取られていらっしゃる石本先生のセミナーを、このツアー中に受講できる事や、
日程の中でアテネで半日フリータイムが設けられていたのですが、
その時間を利用して、火と鍛冶の神ヘファイストス神殿等があり
ソクラテスやプラトンが雄弁をふるったとされる「アゴラ」を訪れようと思った事も参加要因の一つでした。
さて前述した5つの世界遺産のうち、特に私が心を奪われたのはメテオラでした。
巨岩にそびえ立つ修道院はまさに「永遠の聖地」そのものだったのですが、
いざ中に入った時に、当時迫害から逃れてきた修道師達が、
岩山で生活をする為に使ったとされる滑車等が再現されている事にも非常に驚きました。
まだまだギリシャの魅力は沢山あり全ては言い尽くせないのですが、
世界遺産の保全について少しでも今後関わっていきたいと考える私にとって、
今回の旅行は貴重な財産になりました。
重藤 恒輝 (WHA正会員)