【第38回 世界遺産委員会ニュース】no.003
【第38回 世界遺産委員会 news】
世界遺産委員会で、危機遺産の審議が始まりました。
◆ 危機遺産リストを脱した遺産
タンザニアの『キルワ・キシワニとソンゴムナラの遺跡』が
危機遺産リストから脱することが決まりました。
今回、危機遺産リストから脱した遺産は、この1件だけのようです。
◆ 危機遺産リスト入りした遺産
ボリビアの『ポトシの市街』が危機遺産リストに記載されました。
セロ・リコ鉱山での無秩序な採掘が続いていることが理由のようです。
現地時間の19日いっぱい危機遺産リストの審議が続く予定で、
オーストラリアの『グレート・バリア・リーフ』や
イタリアの『ヴェネツィアとその潟』などが審議される予定です。
● 危機の状況について審議予定の遺産
『キレーネの考古遺跡』(リビア)
『サナアの旧市街』(イエメン共和国)
『武当山の道教寺院群』(中華人民共和国)
『ドゥブロヴニクの旧市街』(クロアチア共和国)
『ヴェネツィアとその潟』(イタリア共和国)
『コトル地方の歴史的建造物と自然』(モンテネグロ)
『コーンウォールと西デヴォンの鉱山景観』(英国)
『ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター・アビーとセント・マーガレット教会』(英国)
『オモ川下流域』(エチオピア連邦民主共和国)
『グレート・バリア・リーフ』(オーストラリア連邦)
『マナス野生動物保護区』(インド)
『ドン・パヤ-イェン‐カオ・ヤイの森林群』(タイ王国)
『イグアス国立公園』(ブラジル連邦共和国)
『トゥルカナ湖国立公園群』(ケニア共和国)
『セルー動物保護区』(タンザニア連合共和国)