世界遺産アカデミーでは、2012年12月15日(土)に、NHKエンタープライズの須磨 章(すま・あきら)氏をお迎えし、
フランスの世界遺産『司教座都市アルビ』についての特別講演会
『意外なり世界遺産~ヨーロッパの土の文明~』を開催いたします。
フランスの世界遺産『司教座都市アルビ( Episcopal City of Albi )』は、中世のカトリック司教座都市としての
歴史的特色や、…
世界遺産検定マイスター 本田陽子
アンニョンハセヨ~~
みなさんGWはいかがお過ごしでしたか?
わたしは、昨年の夏に続き、また韓国へ行ってしまいました。
そして、韓国の世界遺産10件(文化遺産9件、自然遺産1件)を制覇いたしました~!
だから韓国はもう終わり、ということは全くなく、むしろ興味は増す一方です。
今回、韓国初の自然遺産である「済州火山島と洞窟群」も訪ねました。済州島…
NOEから特別謝恩商品「世界遺産フランス訪ねるツアー」のお知らせです。
ご関心のおありになる方は、お問い合わせしてみては、いかがでしょうか。
『モンサンミッシェルとロワール古城パリ周遊8日間』
●出発日: 7月11日(水) 8月25日(土) 9月11日(火)
但し、7月11日と8月25日は催行決定しております。
●添乗員同行・燃油サーチャージ込み価格 298,000円 (各出発日…
世界遺産検定マイスター 本田陽子
Bonjour!
年越しの話をしているのに、もう桜の季節……。
今回、ヴェルサイユ宮殿について取り上げるんですが、いつも以上に執筆にとんでもなく時間がかかっております。書くからには、「ベルサイユのばら」級の面白さをお届けしたいという無謀な目標を掲げ、書いては消し、書いては消し、と何度も推敲を重ねていたら……
ほぼフィニッシュに近づいていたのに、あっ…
世界遺産検定マイスター 本田陽子
旅のスケジュール
Bonjour!
さあーて、おフランスに到着しました!ただいま朝の7時でございます。
シャルル・ド・ゴール空港の透明なチューブ式エスカレーターを上って、いざ出国!
外はまだ暗いので、空港全体が目覚めを待っているようなぼんやりとした
空気をまとっていますが、空港内のちょっとしたディスプレイやそこかしこにフランスらしさが感じら…
世界遺産検定マイスター 本田陽子
○ 年越しは「ベルサイユのばら計画」!
昨年の、夏の終わりかけのころだったでしょうか、職場でわたしの斜め向かいに座る女性がこう言いました。(わたしは普通の勤め人です)
「ホンダさん、正月にパリに行くことにしたので、『ベルばら』にハマることにしました。」
そのときは、「へー」としか思いませんでした。まさか自分自身が「ベルサイユのばら計画」を進めるこ…
昨年まで、上野の国立西洋美術館からさほど遠くないところに住んでいました。
国立西洋美術館自体には何度か訪れたことがありましたが、
世界遺産に関わる仕事を始めてからは一度だけ、
好きな画家のひとり、ヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会を観に
行ったことがあるだけです。
ル・コルビュジエの建築はフランスに住んでいた時に、
ロンシャンの礼拝堂やスイス学生会館、ユニテ・ダビタシ…
2010年に2回開催され大好評を博した「あなたも今日からディレクター!」。
待望の第3弾が、ついに開催されます!
今回のテーマは、「ピレネー山脈・3つの世界遺産~羊飼いと教会と神秘の国を訪ねて」です。
前回までと同じく、講師にはおなじみのNHK制作担当の山本浩二氏をお招きし、
フランスの世界遺産ピレネー山脈についての制作秘話をご紹介いただきます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。…
2010年 世界遺産委員会ニュース③
マーシャル諸島共和国とキリバス共和国に世界遺産誕生!
ブラジルのブラジリアで7月25日~8月3日に開催された「第34回世界遺産委員会」で新規登録が決まった21物件(文化遺産15件、自然遺産5件、複合遺産1件)のうち、残りの文化遺産5件、自然遺産2件を紹介します。
■ ビキニ環礁-核実験場となった海(マーシャル諸島共和国)
第二次世界大戦後す…
「師走」なんていうと和のイメージですが、
街中はクリスマスムード一色です。
クリスマスと聞いてすぐに思い出すのは、
フランスのストラスブールです。
「サントル・ドゥ・ノエル(クリスマスの中心)」を自称し、
『ストラスブールの旧市街』の中心にあるノートル・ダム大聖堂の前には、
大きな美しいクリスマスツリーと
煌びやかなマルシェ・ドゥ・ノエル(クリスマス市)が現れます。
僕…
2010年 世界遺産委員会ニュース②
中央アジアのタジキスタンに初の世界遺産誕生!
ブラジルのブラジリアで7月25日~8月3日に開催された「第34回世界遺産委員会」で新規登録が決まった21物件(文化遺産15件、自然遺産5件、複合遺産1件)のうち、前回(文化遺産5件、自然遺産1件、複合遺産1件)に引き続き、今回は文化遺産5件、自然遺産2件を紹介します。
【新規文化遺産】
…
2009年 世界遺産委員会ニュース⑤
範囲拡張3物件のうち、2件は名称も変更
スペインのセビーリャで開催された第33回世界遺産委員会では、既存の3物件(文化遺産2物件、自然遺産1物件)の範囲拡張が決定しました。
● サラン・レ・バン大製塩所からアルケ・スナン王立製塩所までの天日塩生産 (フランス)(文化遺産) (旧名:アルケ・スナン王立製塩所)
フランス東部、ブザンソン近く…
前駐フランス大使、早稲田大学大学院 客員教授、 リヨン第Ⅱ大学名誉博士 平林 博氏が語る
フランスの世界遺産
「フランスのDNAが支える観光大国」
フランスの豊かで多様性に富む自然と波乱万丈の歴史を刻んだ歴史・文化遺産、まさに「神の恵み」です。
世界遺産は、ラスコーの洞窟壁画から始まり、モン・サン・ミシェルやヴェズレー、シャルトルやランス等の…
4つの物件に監視の強化を要請
第32回世界遺産委員会は、既存の4つの登録物件に対し〈監視強化〉を要請しました。この措置は、すでに7つの物件で実施されています。
2007年の世界遺産委員会で決定された監視方法の新システム導入に伴い、通年にわたり、何らかの危機に直面している遺産にこの措置がなされることになります。このシステムの目的は、その場に専門家を派遣することが想定されていますが、その遺産の…
南太平洋のニュー・カレドニアの珊瑚礁も登録!
第32回世界遺産委員会にて新規登録された計8件の自然遺産のうち、前回紹介した4件に続き残りの4件を紹介します。フランスの海外領土ニュー・カレドニアの珊瑚礁、中国江西省の国立公園、メキシコの蝶の楽園、そしてカナダの化石の宝庫です。
■ ニューカレドニアの珊瑚礁:環礁の多様性と関連する生態系(フランス)
ニューカレドニアはフランスから遠く離れ…
サン・マリノ初の世界遺産が誕生!
カナダ・ケベックで開かれている第32回世界遺産委員会は6日から7日にかけて、新規登録物件の発表を随時行っています。今回はイタリアに囲まれた小国、サン・マリノ共和国初の世界遺産の登録が実現しました。ここではまず、6つの新規登録の文化遺産を紹介します。
■フヴァル島のスターリ・グラード平地 (クロアチア)
アドリア海に浮かぶフヴァル島にある町、スタ…