世界遺産検定マイスター 本田陽子
◆ 高野山で空海パワーにやられる
「古都京都の文化財」、そして「紀伊山地の霊場と参詣道」、これらを調べていると、共通するキーワードが表れます。
───「空海」。
「京都」においては17資産のひとつの教王護国寺(東寺)、
「紀伊山地」においては登録されている3つの霊場のうちの一つの高野山。
これらは空海が開きました。
ところで、前回…
すっきりしない天気が続いていると思ったら、
とうとう梅雨に入ってしまいました。
農作物には欠かせない雨ですが、
もう少し五月の爽やかさを満喫したかった気もします。
今回は、前回の『小笠原諸島』に引き続き、
ICOMOS から世界遺産リスト「記載」勧告のでた
『平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び関連の考古学的遺産群』
についてです。
平泉は皆さんご存知の通り、
200…
◆ GWを決定づけた一冊の本
「ホンダさん、はいこれ」
職場で同僚が手渡してくれたのは「関西パワスポWalker」なる雑誌でした。
ここ数ヶ月、やたらとパワースポットを訪問し(世界遺産である「日光の社寺」も
パワスポ的見地から言うとかなり強力らしいです)、
昼食時に面白おかしく話していたので、大阪出身の同僚が
地元に帰省したときに購入した本を貸してくれたのです。
関西かあ・・・・…
最近、震災だったり原発事故だったり、
Justice is done! だったり、
どうも心がすっきりしない日々が続いていましたが、
ようやく明るいニュースが届きました。
『小笠原諸島』と『平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び関連の考古学的遺産群』
に ICOMOS と IUCN から「記載」勧告が出ました。
これは、「記載」「情報照会」「記載延期」「不記載」の四段…
京都・宇治の世界遺産、平等院にて、4月16日(土)に世界遺産イベント
「日没への思慕 世界遺産の夕べ」が開催されました。
実際に参加されたWHA正会員・吉澤雄吾さんからのレポートをご紹介します。
<<京都・宇治 平等院「日没への思慕 世界遺産の夕べ」特集レポート>>
平安時代末期に藤原頼通が極楽浄土をこの世で再現しようと宇治の地に建てた別荘、平等院。1,000年の…
杏林大学では、自然環境分野で活躍されてきた多彩なゲストをお招きし、
観光と環境のアプローチについて考える特別シンポジウムを開催いたします。
入場無料で、どなたでもご参加いただけますが、事前お申し込みが必要です。
事前お申し込みは、杏林大学 外国語学部までお問い合わせください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
《杏林大学主催「観光と環境シンポジウム」》
【主 催】杏林大学 外…
京都・宇治 平等院/日本旅行作家協会 共催
世界遺産イベント開催のご案内
平安時代後期に広く信じられていた「末法思想」。
永承7年(1052年)、藤原頼道は父・道長の別荘「宇治殿」を寺院として改め、
翌天喜元年(1053年)には阿弥陀如来坐像を祀る阿弥陀堂が建立されました。
創建から1000年近い歴史を誇る平等院は1998年、
その歴史的な価値を認められ、世界文化遺産に登録されま…
先週末の12月4日、小春日和の大阪梅田で、
東大寺清涼院住職 森本公穣 氏による特別講演会が開催され、
『平城京遷都1300年と東大寺』というテーマを、
「繋ぐ」と「継ぐ」というキーワードでお話いただきました。
「1300年前には東大寺はまだなかったんですけどね(笑)」と、
笑顔で始まったお話は、
「東大寺」という、ひとつの寺院にまつわる話でありながら、
世界遺産や、長い歴史…
平城京遷都1300年に当たる今年、
僕は奈良に何度か足を運ぶことができました。
奈良ってとてもよろしい。
京都のような華やかさはないですが、
その分ゆったりとした大人の落ち着きを感じます。
それは悠然とした平城京の時の流れを、
春日山の木々や寺社たちが体で覚えているからかもしれません。
奈良では今年、「せんとくん」でも有名になった
平城京遷都1300年祭が行われてい…
NPO法人 世界遺産アカデミーでは、
「平城京遷都1300年と東大寺」というテーマで、
東大寺清涼院住職 森本公穣 氏をお迎えし、
関西地区で初めての特別講演会を開催いたします。
聴講をご希望される方は、申込画面よりお申込ください。
世界遺産アカデミー特別講演
テーマ: 平城京遷都1300年と東大寺(仮)
主 催: NPO法人 世界遺産アカデミー
講 師: 森本公穣 氏(東大寺…